2020年11月13日金曜日

一枚目の看板の影響力

 いやもうほんと、そんなことはないはずなんですが。

ところで、偏差値って文系と理系の志望者でそれぞれ計算されるので、理系の得点率は文系の15点上とかいうじゃないですか。実は芸術系も別計算って知ってました?

だから芸術系の学校って予備校の偏差値ランキングに載らないし、大体どこの学校も合格者偏差値は50前後なんです。専攻が細分化していて人気学部に集中することがない(だって彫刻をやっていた人が、急に受験の時に日本画に転向することはほぼない)からこうなるんです。でも文系の50の人は通らない。大体+10点ぐらいかと思います。芸術系ってなんとなく感性だけで勉強はできなくてもいいと思われがちですが、どこも定員が少ないから、意外と学力もそこそこ高くないと残れないんですよね。だから、大学では芸術系を受けなかったけど、趣味でとか、プロデビュー目指して描き続けてるという人の中に名の知れた大学出身の人がいるのはまあ不思議ではないです。

まあ、なんでこんな話というと「うちの子、発達障害で勉強は全然できないから絵を習わせたいと思うんだけど、美大って出たら就職あるの?」みたいなことをここんところ立て続けに言われたからなんですね。えーと、その話長くなるよぅ…?(笑)



2 件のコメント:

  1. はじめまして!書籍とっても面白かったです。

    私、この度40代にして初めてASDを指摘されました。ずっと感覚過敏や謎の不調で困っていたのですが、書籍にあったタケルくんのエピソードがまさに私の状態と同じでした!

    「私だけじゃないんだ〜。こういう風に受け止めればいいのか〜」とすごく参考になりました。マンガにしてくださってありがとうございました!

    返信削除
    返信
    1. @とりみんさん そうなんですか、40代になって分かったんですね。私もASD傾向があるんですが、私たちの子どもの頃は検査なんてなかったですから「なんか違う、なんか変」と感じていたとしてもなかなか気づかないですよね。
      お互い頑張って生きていきましょう!ありがとうございます。

      削除